ポスドク公募(終了),Postdoc Position (closed)

平成 27 年度 CO2 排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業に採択されました(代表 土井元章教授〔農学研究科〕、研究分担者 石原慶一教授)。

本事業についてポスドクを公募いたします。

課題の詳細は以下です。

課題:光透過型有機薄膜太陽電池を用いた施設園芸におけるCO2排出削減技術の開発

概要:作物の光合成に有効な波長を透過させることによって、太陽光による発電と高い作物生産性の両立が可能な変換効率5%以上、光透過率30%の光透過型有機薄膜太陽電池を開発するとともに、既存の園芸施設にも設置可能な資材を開発してその適合性を検証することで、施設園芸における大幅なCO2排出削減を可能とするゼロエネルギーファームを実現する。

期間:2015~2017年度

上述の課題は二つの要素技術,二つの評価技術からなっておりますが,我々のグループでは評価技術の一つ「農電併産システムの有効性評価研究」を担当し,主に

  1. 温室に設置した発電用光透過型有機太陽電池(Organic Photovoltaics, OPV)資材を用いた施設園芸ZEFによるCO2排出量ゼロの実証(Zero Energy Farm, ZEFの実証)。
  2. モデル作物を用いた栽培試験による農電併産(作物生産減少なし)の実証。
  3. ZEFと農電併産を実現するためのOPV資材の展張条件の把握。

についての研究を行います.

当方がポスドクに望む代表的なスキルは

  • LCA評価が可能
  • 基礎的な実験ができる(温室データ収集)
  • GIS(地理情報システム)の活用ができる人

応募要領はJREC-IN

Topic: Developing Low Carbon Horticulture Glasshouse using Organic Photovoltaic Film

Term: until March, 2018 (longest case)

Required Skill:  1 conducting LCA, 2 developing data acquisition system, 3 GIS analysis

How to apply: details in JREC-IN (only Japanese)

Leave a Reply